ブログ名が「孤悲語り」に決まりました
「孤悲」は、「こい」
万葉の時代「恋」を「孤悲」と書いた言われています。
この言葉を初めて知ったのは、「言の葉の庭(新海 誠 監督)」というアニメ映画のキャッチコピーでした。
”愛”よりも昔、”孤悲”のものがたり。
何か、はっきりはしないけれど、ずっと気になっていた言葉で、改めて調べてみると、
「ひとり悲しむ心」
とあり、「ひとり思い、切ない気持ち」、所謂それが男女であれば「恋」の一面とする意味で使われていたようです。また、ひたすらに「待つ」という意味もあるらしいことも、どこかのサイトに書いてありました(どこのサイトかは失念)。
それにして、妙に惹かれる言葉です。
「孤悲」、「一人悲しむ心」
何故か、ぴたりと自分に嵌まる言葉のような気がしました。
まだ仕事をしているので当然のように同僚がいて、
親もいて、
子供もいて、
世間常識から見れば「普通」の環境だとは思うのですが、何故か「一人」、「独り」、「孤り」の状況が続いています。いや、落ち着く、抜け出せないでいる、そちらの方が楽・・・等々いろいろ思ってしまう反動から「孤り」の状況を作り出しているだけかもしれませんが。それとも、「もう孤り」の自分に気づいてしまったからかもしれません。
そういう訳で、名称を「孤悲語り」とすることに決めました。
ただ、「孤悲」は「恋」でもある訳ですけど、何も男女の「◯」、人間の「◯」だけというわけではありません。星に「◯」して、みたいに、何かに「孤悲」していることを、時々でも綴れればいいなあと思います。
それでは、また。
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